Allot Tech

液体充填機の段取り替えを、最後の良品から安定生産まで管理する

レシピの呼出しだけでは段取り替えは完了しません。実際の液体、容器、キャップ、ラベルの組合せから、交換部品、洗浄、設定、再開判定を決めます。最初の合格品が出る時点と、安定生産に戻る時点は分けて評価してください。

変更前と変更後の条件を特定する

前後の品目番号と改訂、設備構成、担当者を記録します。同じ液体で容器を変える場合と、洗浄方法の審査を伴う製品変更は別の作業です。逆方向の変更で部品や手順が異なるなら別に測定します。承認済みの製品・容器範囲を外れる変更は技術審査が必要です。機械への立入り、エネルギー遮断、洗浄は機種の取扱説明書と現場の承認手順に従い、この表を運転中の機械へのアクセス許可にしないでください。

工程別の変更マトリクスを作る

工程変更の確認対象再開判定の根拠
容器搬送ガイド、支持、割出し部品、センサー、受渡し部適合する部品と実容器の安定した搬送
液体経路ホース、シール、残液、洗浄方法材質適合性と現場の洗浄完了判定
充填ノズル位置、計量基準、供給状態、レシピ改訂実液と容器による各ヘッドの測定結果
キャッピングキャップ供給、ガイド、治具、承認設定適合するキャップと所定の閉栓確認
ラベル・印字版下、ロット情報、位置、検査設定完成包装の照合と旧資材の管理
ライン制御レシピ改訂、各工程状態、連動許可構成の一致と不良品排出の確認

停止前に次の生産を準備する

  1. 両品目の改訂、図面、許可された変更組合せを確認する。
  2. 識別され点検済みの交換部品と設定表を用意する。
  3. 工程責任者、再開判定者、異常時の連絡先を決める。
  4. 次の液体と包装資材を用意し、旧資材と仕掛品を区分する。
  5. この製品間で必要な洗浄方法と判定記録を確認する。
  6. 点検した測定器と時間記録表を準備する。

再起動を五つの確認で判定する

  1. 旧製品の残量を管理し、必要な洗浄完了判定を得る。
  2. 部品、接続、レシピ改訂を承認設定と照合する。
  3. 認められた再起動手順で防護、工具、工程の準備状態を確認する。
  4. 起動サンプルを順番に残し、ヘッド別充填とキャップ、ラベル、印字、包装を確認する。
  5. 指定者が再開を判定し、決めた安定生産の観察区間で停止と不良を記録する。

作業時間の合計ではなく経過時間を測る

同じ時計と同じ完成品観察位置で、旧品目の最後の合格品、新品目の最初の合格品、安定生産の観察開始を記録します。観察時間と合格基準は事前に決めます。作業の並行実施は承認済みの順序で可能な場合に限り、各担当の作業分数を足しても停止経過時間とは一致しません。人員負荷と生産停止損失を分けて扱います。

計画上の例:最後の旧品目良品から35分後に新品目の最初の合格品が出て、50分後に安定生産が始まります。初回合格まで35分、その後の安定化15分、合計50分です。機械の保証値ではありません。シフトの時間計算で安定化15分をもう一度差し引かないでください。

初回合格まで: 35 分

その後の安定化: 15 分

合計経過時間: 50 分

再起動時の症状から確認を進める

症状先に残す情報次の判断
レシピ呼出し後に充填量がずれる品目、ヘッド、レシピ改訂、液温、供給状態出荷・生産の判定を保留し、承認設定とサンプルを再確認
容器変更後の詰まり容器寸法、取付部品、発生した受渡し位置承認手順で停止し、容器適合と搬送条件を確認
停止後の液だれや泡停止時間、サンプル順序、ノズルの状態、液体条件製品別の再起動試験を定め、廃棄本数を一律に決めない
充填は合格だが包装が違うキャップ、版下、印字データ、検査レシピ対象品を区分し、完成包装全体を確認して判定

見積条件に段取り替え試験を含める

難しい品目間変更を指定し、予定する液体と包装で実演を求めます。人数、付属交換部品、洗浄範囲、計時点、観察区間を明記し、遅かった試験も保存します。ノズルを素早く調整する動画だけではライン全体の段取り替えを証明できません。

  1. 変更方向で手順が違う場合は両方向を試験条件にする。
  2. 交換部品、保管、図面、教育を見積範囲に含める。
  3. 時間、個別結果、不良、偏差と是正担当を残す。
  4. FAT計画に関連付け、据付後に現場条件の確認を繰り返す。

段取り替え記録をダウンロードする

編集用CSVは計画と証拠の記録であり、検証済みの操作手順ではありません。旧品目、新品目、改訂、必要な記録、担当、状態を記入し、対象外は空欄のままにせず明記します。

WhatsApp Get Recommendation